初心者あるあるの悩み
ギターを始めたばかりのころは、誰でもいろんな壁にぶつかります。「自分だけがうまくいかないのでは…」と思いがちですが、実はみんな同じところでつまずいています。
このページでは、よくある悩みとその解決ヒントをQ&A形式でまとめました。
弦を押さえても音が鳴らない・ビリビリ鳴る
押さえる位置がフレットから遠すぎる可能性があります。フレット(金属の棒)のすぐ横を押さえると、軽い力でもキレイに鳴ります。
💡 ビリビリなっているのはもう少しだけ力を入れれば鳴るサイン
押さえている弦以外の音が鳴りません
指が隣の弦に触れてミュートしてしまっている状態です。手首を少し前後に動かして指を少しだけ立てるように押さえると、他の弦に触れにくくなります。
💡 ほんの少しだけ手首を動かすだけで鳴ったり、鳴らなかったり。ベストな位置を徐々に見つけていこう
ストロークするとペチペチした音になります
左手の押さえが甘い or 右手のピックの先端を長く出し過ぎ。左手はしっかりフレット際を押さえ、右手はピックを短く出すように持ちましょう。
指先が痛くて長時間弾けません
最初は誰でも痛いです!毎日少しずつ弾いていると、指の皮も厚くなってきます。無理せず「痛くなったら休む」を繰り返しましょう。
💡 1日10分×毎日の方が、週1回1時間よりも効果的。コツコツ続けるのが大事です
手首や腕が痛くなります
力が入りすぎているサインです。コードを押さえるのに必要な力は、実は思っているより小さいです。ネックをギュッと握りしめず、親指は添えるだけ、手のひらはネックから少し浮かせましょう。
小指がつりそうになります
小指は最初は動きにくいものです。しかし使わないと動くようにはなりません。少しずつ使う練習を続けていきましょう。無理に広げようとしないのもコツです。
コードを変えるとき、指が間に合いません
最初は遅くて当たり前です。ゆっくりのテンポで練習して、綺麗に押さえることよりも同時に押さえることを意識してください。テンポを上げるのはその後でOKです。
💡 バッチリの形をバラバラで押さえることよりも、同時に押さえることをまずは意識しましょう
チェンジのたびに音が途切れてしまいます
プロでも一瞬は途切れています。完璧を目指さず、「途切れる時間を短くする」ことを意識しましょう。開放弦を鳴らしながらチェンジする方法もあります。
苦手なコードチェンジがあります
動いていない指を見つけたり、似たような形になっている部分を探してなるべく少ない動きでチェンジできるようにしましょう。
Fコードで全部の弦が鳴りません
Fコードは最初の壁ですが、全部の音が鳴らなくても曲は弾けます。まずは1・2弦だけでも鳴ればOKと考えて、徐々に増やしていきましょう。
💡 詳しくは Fコード攻略法 を読んでみてください
何から練習すればいいかわかりません
まずは好きな曲を1曲決めて、その曲に出てくるコードを覚えましょう。出てくるコードだけ覚えれば大丈夫です。
毎日どのくらい練習すればいいですか?
10分でも毎日やる方が、週末に1時間より効果的です。「ギターを手に取るハードル」を下げるため、ケースにしまわずスタンドに立てておきましょう。
上達している実感がありません
1週間前の自分と比べてみてください。昨日との違いは気づきにくいですが、1週間前には押さえられなかったコードが押さえられるようになっていませんか?
💡 スマホで練習動画を撮っておくと、成長がわかりやすくなります