チューニングのしかた

音が合っているだけで、かなりそれっぽく聴こえます。

チューニングってなに?

チューニングは、ギターの弦の音を「正しい音」に合わせる作業のことです。どんなに指が合っていても、チューニングがずれていると、がんばって弾いても「なんかヘン…」となってしまいます。

ギターは気温や湿度なのでチューニングが変わってしまう楽器です。なので、練習の前には毎回サッとチューニングする癖をつけておけば安心です。

クリップ式チューナーで合わせるのがおすすめ

クリップ式チューナーと言うのは、ギターのヘッドの部分を洗濯バサミのように挟んで音を合わせる機械で、それを使うのがいちばんかんたんです。

持ってない方はスマホアプリでも合わせられます。チューナーは音の高さをメーターで教えてくれます。弦を1本ずつ鳴らして、メーターの針やバーが真ん中に来るように、ペグを少しずつ回して調整します。

ペグの回し方と注意ポイント

ペグ(ヘッドについているつまみ)を回すと、弦の音が変わります。ペグを緩めると音が低くなり、締めると高くなるイメージです。ただし、締めすぎると弦が切れることがあるので、いきなり大きく回さないように注意してください。

音がだいぶズレているときは、いったん少し緩めてから、ゆっくり締めて合わせていくと安定しやすいです。急にギュッと締め上げるよりも、「ちょっと回して、鳴らして確認」をくり返す感じで合わせていきましょう。

半音下げやカポとの関係(かんたんに)

このサイトでは、曲ごとに「Capo:0」「Capo:2」「半音下げ」などの表示があります。これは、チューニングやカポの位置によって、押さえるコードが変わるという話です。

最初のうちは、「標準チューニング(EADGBE)+カポなし」または「Capoの位置だけ指定どおりに付ける」くらいの理解で大丈夫です。慣れてきたら、「半音下げ」などにも少しずつチャレンジしてみましょう。